ドルコスト平均法

さほど、長期投資の効率アップに陥るのが「ドルコスト平均法」という投資手段だ。これは、あらかじめ一定の投資金額を決めて置き、その金額ずつおんなじ銘柄を定期的に購入し続けて行くもの。たとえば毎月Aという株式銘柄を購入する場合、その価格が高い月には安い量を、価格が少ない月には多くの量を仕入れることになり、結果として平均購入単価を切り詰める効果が期待できます。株価がおっきいときに手広く買いすぎるリスクを防ぐについてで、「時間分散」の手法とも呼ばれている。

たとえば、最低購入単位が100株の銘柄Aを毎月20万円ずつ買い取るというする。極端な例ですが、株価が1月末に400円、2月末に600円、3月末に500円だったとき、1月は5株、2月は3.3株、3月は4株を購入し、平均購入単価は「20万×3÷(5+3.3+4)=48,780円」だ。一方、おんなじ60万円の資金によって銘柄Aを毎月4株ずつ購入した場合、1月は16万円、2月は24万円、3月は20万円で購入したこととなり、平均購入単価は「60万÷(4×3)=50,000円」だ。つまり、おんなじ投資金額も1,220円だけ前者の方が平均購入単価が低くなるのです。

ただし、ドルコスト平均法が効果を発揮するためには、「株価がある程度の幅で上下動しながら、最終的に上向き」という条件がつきます。株価が一本調子で上昇を積み重ねるような場合は、最初の少ない時点でまとめて購入しておいたほうが多くの収益に罹るし、株価がいつまでも低迷を積み重ねるようなケースでは、せっかく安値で多くの量を購入した甲斐がありません。

その意味では、なかば自動的に投資という行為を積み立てて行くドルコスト平均法は、収益アップの手段というよりもむしろ、相場の変動に惑わされず、淡々と長期投資を積み重ねるための体勢づくりと考えた方がいいかもしれません。

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